子供がいじめられたときの対処法|親が最初にやるべき行動と解決までの流れ

【この記事で分かること】

  • 子供がいじめられたとき、親が最初に取るべき対応
  • 学校に相談する前に整理しておくべきこと
  • 学校が動かないときの具体的な対処法

子供が「いじめられているかもしれない」と分かったとき、親としては強い不安や怒りを感じるものです。

「すぐ学校に連絡した方がいいのか」
「相手の親に直接話すべきなのか」
「子供が『言わないで』と言っている場合はどうすればいいのか」

このように、どう行動すればいいのか分からず悩む保護者の方は少なくありません。

しかし、いじめ問題は感情的に動くと状況が悪化してしまうケースもあります。

そのため大切なのは、順番を守って冷静に対応することです。

この記事では、子供がいじめられたときに親が取るべき対応を、次の流れで解説します。

  • ① 子供の話を聞く
  • ② 状況を整理する
  • ③ 証拠を残す
  • ④ 学校に相談する
  • ⑤ 学校が動かないときの対応
  • ⑥ 書面で正式に対応する方法

順番を理解して行動することで、問題の解決につながる可能性が高くなります。

子供がいじめられたときに大切な考え方

子供がいじめられていると分かったとき、親はどうしても感情的になってしまうものです。

しかし、そのまま行動してしまうと次のような問題が起きることがあります。

  • 相手の親とトラブルになる
  • 学校が家庭間の問題として距離を取る
  • 子供がさらに学校で孤立してしまう

いじめ問題では、冷静に状況を整理しながら対応することが重要です。

焦って行動するよりも、まずは子供の状況をしっかり理解することから始めましょう。

STEP1 子供の話を聞く

いじめ対応で最初にやるべきことは、子供の話をしっかり聞くことです。

多くの子供は、いじめをすぐに親に話せるわけではありません。

例えば次のような理由があります。

  • 仕返しされるのが怖い
  • 恥ずかしい
  • 親に心配をかけたくない

そのため、親が問い詰めたり怒ったりすると、子供はさらに話しづらくなってしまいます。

まずは次のような言葉を伝えて、安心できる環境を作ることが大切です。

  • 「話してくれてありがとう」
  • 「あなたは悪くない」
  • 「お父さん(お母さん)は味方だよ」

STEP2 いじめの状況を整理する

学校に相談する前に、いじめの状況を整理しておくことも重要です。

状況が曖昧なままだと、学校側も事実確認が難しくなります。

整理しておきたいポイントは次の通りです。

  • いつ頃から始まったのか
  • どこで起きているのか
  • 誰が関わっているのか
  • どんな行為があったのか
  • 子供の様子の変化

ポイントは、感情ではなく事実を整理することです。

簡単なメモでも構いませんので、できるだけ具体的にまとめておきましょう。

このように状況を整理しておくことで、学校に相談するときも具体的に説明しやすくなります。

STEP3 証拠を残す

いじめ問題では、後から

「そんな事実はない」
「誤解ではないか」

と言われてしまうケースもあります。

そのため、できるだけ客観的な証拠を残しておくことが重要です。

例えば次のようなものが証拠になります。

  • 子供の話を聞いた記録
  • 怪我や壊れた持ち物の写真
  • LINEやSNSのメッセージ
  • 学校とのやり取り
  • 面談内容のメモ

証拠があることで、学校も事実確認を行いやすくなります。

STEP4 学校に相談する

「いじめを先生に言うべきなのか」と悩む保護者の方も多いですが、学校への相談は早めに行うことが大切です。

状況が整理できたら、学校に相談します。

一般的には次の順番で相談することが多いです。

  • 担任の先生
  • 学年主任
  • 生徒指導
  • 校長先生

相談の際は、次の点を伝えると話が進みやすくなります。

  • 子供の安全を確保してほしい
  • 事実確認をしてほしい
  • 学校としての対応を教えてほしい

しかし、学校がすぐに動いてくれるとは限りません。

STEP5 学校が動かないとき

学校に相談しても

  • 様子を見ましょうと言われる
  • 具体的な対応がない
  • 状況が改善しない

このようなケースもあります。

口頭の相談だけでは状況が変わらない場合、書面で要望を伝える方法があります。

書面で提出することで

  • 学校が正式な要望として扱う
  • 対応の記録が残る
  • 教育委員会に相談する材料になる

というメリットがあります。

STEP6 それでも改善しない場合

要望書を提出しても問題が改善しない場合、次の方法として内容証明郵便があります。

内容証明郵便とは、

いつ・誰が・どんな内容の文書を送ったのか

を郵便局が証明する制度です。

学校や相手方に対して、正式に通知する方法として使われることがあります。

まとめ

子供がいじめられていると分かったとき、親として焦るのは当然です。

しかし、感情のまま動くと状況が悪化することもあります。

大切なのは次の流れで対応することです。

  • 子供の話を聞く
  • 状況を整理する
  • 証拠を残す
  • 学校に相談する
  • 改善しない場合は書面で対応する

順番を守って冷静に対応することで、学校も状況を把握しやすくなり、問題解決につながる可能性が高くなります。

また、学校だけでは解決が難しい場合、要望書や内容証明などの方法を検討することもあります。

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