いじめアンケートの回答例・記入例【学年別】小学生・中学生・高校生の書き方

いじめアンケートの回答例・記入例|学年別・立場別にそのまま使える文例集

学校から配布される「いじめアンケート」。

何を書けばいいのか分からない、正直に書きたいけど強すぎないか不安、自由記述欄が一番困る

そんな悩みから、手が止まってしまう方は少なくありません。

結論から言うと、いじめアンケートは「気持ちを吐き出す場」ではなく、「事実を学校に伝えるための調査票」です。

この記事では、いじめのアンケート(記述式)の記載例について

1、学年別(小・中・高)

2、本人が書く場合/親が書く場合

3、自由記述欄の具体的な埋め方

そのまま使える回答例・記入例を中心に解説します。

※以下はあくまで記載例です。実際の状況に合わせて、無理のない範囲で表現を調整してください。

いじめアンケートの回答例を見る前に知っておく前提

アンケートは「対応を求める文書」ではなく、「学校に事実を伝える文書」であるため、以下のポイントに注意しなければなりません。

◆強い要求をしない

◆処分や謝罪の要請をしない

「感情」を書く場ではなく、学校が事実確認を進めるための材料を渡す場です。

回答例を見る際も、「感情より事実」「断定より状況説明」を意識してください。

【小学生】いじめアンケートの回答例・記入例(記述式)

ここから実際にいじめのアンケート(記述式)の回答・記入例をまとめていきますので、参考にして頂ければ幸いです。

本人が書く場合

※文章が短くても問題ありません。

※子どもの状況に併せて、自分で書くのが難しい場合にはその旨を学校に伝えてください。

【記入例】

「きゅうしょくのじかんに、○○くんたちにむしされることがあります。
いやなきもちになります。」
「休み時間に○○くんから仲間はずれにされる。学校に行きたくない。」

⇒無理に詳しく書かせなくてOK
⇒親が補足する前提で十分

親が書く場合

【記入例① 状況がある程度分かっている場合】

○月頃から、休み時間に特定の児童から無視されることが続いているようです。
登校前に腹痛を訴える日が増えており、学校生活に不安を感じている様子が見られます。

【記入例② 詳細が分からない場合】

具体的な相手や日時は特定できていませんが、登校を嫌がる様子が見られます。
学校生活の中で何らかの困りごとがある可能性を感じています。

【中学生】いじめアンケートの回答例・記入例(記述式)

中学生のいじめに関して、小学生よりもいじめの内容がより酷くなるので、できるだけ詳細に書けると良いです。

ただ、本人が書く場合は無理に詳細を書かずに、親に相談して学校との対応を代わってもらうことも方法の一つですので、無理だけしないようにしてください。

本人が書く場合

【記入例】

○月頃から、休み時間や放課後に○○君や○○君から無視されることがあります。
教室での出来事が多く、最近は学校に行くことが不安です。

⇒感情は一言添える程度でOK
⇒主軸は「いつ・どこで・誰が・何が」

親が書く場合

【記入例】

本人から、○月頃よりクラス内で無視されることが続いていると相談を受けました。
最近は朝に体調不良を訴えることもあり、学校生活への影響が出ているように感じています。

⇒中学生は「本人の申告+家庭での変化」をセットで書くと有効

【高校生】いじめアンケートの回答例・記入例(記述式)

高校生のいじめの場合、いじめの被害の状況によっては単位不足の問題と直結してしまうので、早急に対応をしてもらう事と併せて単位の取得状況もしらべるようにしましょう。

本人が書く場合

【記入例】

○月頃から、特定の生徒からSNS上で無視や悪口を言われたりしています。
学校生活に支障が出ており、不安を感じています。

⇒高校生は「対面でのいじめなのか/SNSなどツールを使ったいじめなのか/時期(放課後とか)」など場面を分けて書けると◎

親が書く場合

【記入例】

本人より、クラス内およびSNS上での人間関係について相談を受けています。
学校生活に対する不安が強く、今後の様子を心配しています。
本人の様子が○月頃から明らかに落ち込んでいることが多く、朝になると調子を崩すことも多くなっています。スマホを見る時間が増えて不安そうにしていることが増えています。

⇒高校生の場合、本人の意思を尊重しつつ補足に回るのが基本

自由記述欄の正しい埋め方【共通】

自由記述欄は長文である必要はありません。

特に意識するポイントは次の3つです。

① 事実 → ② 影響 → ③ 現在の状態

【型の例】

○月頃から、(具体的な出来事)があり、
その結果、(体調・行動の変化)が見られます。

【使ってOKな表現】

「〜が続いています」

「〜のように感じています」

「可能性を感じています」

【避けた方がよい表現】

「絶対にいじめです」

「先生は分かっているはず」

「厳しく指導してください」

チェック式・○×式アンケートの場合の記入例

チェックだけで終わらせず、余白に一言書くのがおすすめです。

【記入例】

上記チェック項目について、○月頃から続いています。

これだけでも、扱われ方が変わることがあります。

アンケート記入後に必ずやっておくこと

学校にいじめのアンケートを送付した後、ある程度の時間(インターバル)がかかることが多いです。

なので、アンケートを送付した後に以下の項目を控えておくと良いです。

1、提出日を控える

2、書いた内容を写真やメモで保存

3、学校からの連絡内容を記録

アンケートは「次の対応につなげるためのスタート地点」ですので、必ず控えるようにしてください。

アンケートだけで対応が進まない場合

アンケートに記入しても状況が変わらない場合、文書で正式に意思表示を行う方法もあります。

代表的な方法は「要望書」という方法で正式な対応を求めることが多いです。

アンケートの次の選択肢として検討されることが多い「要望書」については、
いじめ問題で学校に提出する要望書の基本と書き方
で解説しています。

まとめ

今回はいじめのアンケート(学年別)について詳しく解説してきました。

いじめアンケートの回答例・記入例のポイントは、

1、学年に応じて無理のない書き方をする

2、感情より「事実」を優先する

3、自由記述欄は短くても具体性を意識する

これら3つのポイントを抑えた上で記載することが重要になります。

また、アンケートはゴールではなく記録の第一歩であり、より簡単に・より具体的に学校へ伝える必要があります。

正しい書き方を知ることで、いじめを「なかったこと」にさせない一歩になります。

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学校生活の中で起こる「いじめ」は学校も対応できず、対応が遅れ取り返しの付かない事態に発展する事がほとんどです。「書面」という形に残す事で積極的に学校に対応を求め、事実を明るみにする事が可能です。 また、書面で学校に要望する事で「対応を求めた経緯」が事実として残るので、学校の「いじめとは認識していない」という言い訳も防ぐ事ができます。

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