学校に行きたくない!子供が口にしたら真っ先にすべき事

今回は「ひまわり行政書士事務所」にお越し頂き、本当にありがとうございます。

今回の記事の内容は「学校」をキーワードに、子どもが学校に行きたくないと相談してきた時の対処法についてまとめて行きたいと思います。

我が子が「学校に生きたくない」と言ってきた時、もしくは朝元気がいつもより無い時など「いじめ」を疑って不安になる時があると思います。

本人が何も言わないからどう対応すれば良いのか分からず、相談するにも誰かに気軽に相談できる内容でもないので、1人で抱え込む事が多いでしょう。

そこで、実際に我が子のいじめやいじめの被害を経験してきた方々のケースを通して「我が子が学校に行きたくない」と行った時の対処法について簡単にまとめています。

 

さらには「転校する事」を考えている方に向けて、転校で良かったのかを(収まった、少なくなったのか)併せてまとめて行きますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

※当事務所では「個別相談」を行っていますので、お気軽にご相談下さい!

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学校に行きたくない! 子供が口にしたそんな時は...

この段落では、子どもが「学校に行きたくない」と言った時に絶対してはいけないこと事についてまとめて行きます。

結論から書くと、以下の3つの事

  1. 学校に無理をしても行かせる事
  2. 学校に行けない我が子を否定する事
  3. 学校に行きたくない理由を無理に聞き出す事

この3つを絶対にしないでください。

我が子が「行きたくない」と言った後の対応を間違えてしまうと、子供の本音が聞けないだけでなく学校を出てから社会人になってからも「心」に傷を負って生きて行かなければならなくなります。

親として我が子に言わなきゃいけない事や子供の将来の為を思って言っている事様々あるとは思いますが、対応は慎重にしないと取り返しの付かない事になりかねません。

いじめだけに関わらず思春期の難しい年代の問題にも関係している事なので、親子の関係を良くするためにも対応は慎重に行ってください。

行きたくないのに無理して学校に行った子はどうなったのか??

もし、学校に行きたくないのに無理して行かせた場合、我が子はどうなってしまうのか??

周りに相談できる人がいない場合は、自分が学生の頃と比較して無理にでも学校に行かせる選択をしてしまう事もあるかもしれません。

無理をしてでも学校に行く様に言ってしまった場合には、「無理をして学校に行った3つのケース」を見ていただいてからもう1度、子どもと話し合いをしてみましょう。

ケース1,本当の事を言えずに耐えきれなかったケース

中学校2年生の女の子が修学旅行後から不登校になってしまったケース。

ある日、いじめっ子グループから目を付けられて日を追うごとにいじめがエスカレートして行き不登校になってしまいます。

最初は苦手な授業が原因で学校に行きたくないと相談しますが、その後いじめが原因で学校に行きたくない事を親に打ち明け、理解を得てその後は中学校を無事卒業します。

問題は高校の時の出来事です。

進学した高校でまた「いじめ」を受けてしまい、先生に相談するも相談した事をクラスのみんなにバラされていじめが悪化してしまいます。

先生に相談しても理解をしてもらえず逆に学校から抜け出した事を責められる事もあったそうで、その後はフラッシュバックと戦いながら生活しているとの事でした。

※今回参考にさせて頂いた内容はコチラの記事です!

小幡和輝オフィシャルブログ 不登校から高校生社長へ

「子どもが急に不登校になってしまった…どうしてだろう?」 急にお子さんが学校に行かなくなってしまって、悩んでいる親御さん…

ケース2、何十年もいじめの後遺症で悩んでいるケース

不登校になったのは中学3年生の時。

原因は「いじめ」に限らず様々な問題・不安が合わさり不登校になって、その後も摂食障害と戦いながら
今も過ごしているとの事。

家族に相談してもろくに対応もしてくれず、無理をしてでも学校に通う様に促していた様で、不登校ではあったものの通信制の高校に通っていた様です。

この相談者は30代と言う事なので、少なくとも15年以上の期間をいじめなどの後遺症と闘っている事になります。

理解してくれる大人がいなかったせいで、「1年間」の為に「15年以上」の期間で代償を払い続けなければならない状況になったとも言えるでしょう。

※今回参考にさせて頂いた内容はコチラの記事です!

NHK ハートネット

番組に寄せられたみんなの投稿の説明…

ケース3、親の期待に押しつぶされてしまったケース

このケースも前回同様、中学生で不登校になったケースです。

いじめなどの原因ではなく友達関係の不安や大人達の期待に応えようと無理をして、結果的に不登校になったそうです。

この体験談に書かれているコメントを是非とも読んで頂きたいと思います。

20代になった今、楽しい青春時代を過ごせなかったことが悔しいです。
でも、あの時自分を守るにはこの選択しかなかったと思います。

親御さんには本人が今何を思っているのか、辛さや素直な思いを言える環境を作ってほしいです。
あるいは考える時間をあげてください。
そして聞くからには何を言われても幻滅しないでほしいです。
親に拒絶されることほど苦しいことはありません。
大人が幻滅したり焦ったりしている様子は、口に出さなくてもすごく伝わります。
本人も既にできない自分を責めています。
どうか、親まで子供を責めないであげてください。

引用元:ハートネット 不登校経験者の「声」(2016年1・4月”チエノバ” )より

※今回参考にさせて頂いた内容はコチラの記事です!

NHK ハートネット

番組に寄せられたみんなの投稿の説明…

学校を休む・転校した子はその後どうなっているのか??

先ほどまでは行きたくないのに無理をして学校に通ってしまった為に、その後の人生や生活を後悔してしまったケースについて紹介させて頂きました。

では、この段落ではその逆に、敢えて不登校になった・転校した子のその後についてまとめて行きたいと思います。

ケース1,不登校を経験したから独自の道を見つける事ができたケース

今回紹介するケースは小学校で不登校になり、1度は復学できたけれど再度不登校になった15歳の少年のお話です。

小学校の時に不登校になった理由として

  • 同じ時間に同じ給食を食べること
  • どんなに頭が悪くても良くても同じ勉強をすること
  • 同じ所に集まること

学校で生活する事が「大人に飼われている」と感じて気持ち悪くなったからだそうです。

本来なら小学生から中学生の年齢は勉強に友達に部活に恋愛にと様々なイベントがあって楽しかったと
感じる方も多いと思いますが、今回紹介するケースの少年は「大人に飼われている」と感じています。

約2年間の不登校生活を送るのですが、そんな中でも両親の理解を得られた事が1番の救いだったのではないかと私はこのケースを見て感じました。

普通の子と比べると「考え方」や「経験」が違うこの少年も今では企業のプロモーションを手掛ける動画編集者として活躍中だそうです。

どんなに他の子とは違くても、自分が夢中になれる道があるんだと感じさせてくれる内容です。

※今回参考にさせて頂いた内容はコチラの記事です!

誰もが一度は「学校に行きたくない」と考えたことがあるはず。最近では夏休み明けの9月1日が“不登校の日”と呼ばれたり、今も…

ケース2、不登校になったからこそ感じる事があったケース

小学校高学年辺りから「友人関係」の難しさで悩む子が多くなっていきます。

私の子も同じ様に不登校になっていましたから、この辛さは痛い程よく分かります。

聞きたくもないし言いたくもないのに、他の子に合せないとダメな雰囲気から思い悩んで不登校になってしまいます。

大人から見れば「ありきたりな事」かも知れませんが感受性の高い子はこの他人に合せる事が苦痛に感じてしまうんです。

今回紹介するケースは、友達関係の悩みで苦しんでいたのですが

不登校の経験を経て「自分の場所」を見つける事ができたそうです。

もし学校に自分の居場所がないと感じて悩んでいるのであれば、「外」に居場所を探してみるのも方法の1つだと言えるでしょう。

※今回参考にさせて頂いた内容はコチラの記事です!

特定非営利活動法人全国不登校新聞社 -

NPO法人全国不登校新聞社は6月末をもって解散いたしました。…

ケース3、いじめが原因で転校して元気になれたケース

ここで紹介する内容は実際に当事務所に相談に来て頂いた方のお話になります。

小学校の時のいじめが原因で不登校気味になり学校との折り合いも悪く、相手側の対応を学校に依頼しても対応すらできていない事が数ヶ月続いた時がありました。

何回か私と依頼者の方とで話し合いをさせて頂き、あまりにも対応が遅れてしまう場合には転校も視野に入れて子どもの学習する機会を確保するべきとアドバイスをさせて頂きました。

いじめを原因で転校を考えている場合、1番不安に感じることは「転校先でもいじめに遭わないか」という事です。

転校先でもいじめに遭ってしまうと逃げられないから、決断するまで時間が掛かるケースも少なくありません。

今回紹介するケースでは今現在の学校の対応・態度などを総合評価して転校する事を決意し、今では学校に行く事が楽しいと感じていると連絡を頂きました。

 

以上、不登校になったケースを(転校して良かったケース)紹介してきました。

1つの学校に通わなければならない学校に通わなければならないのではなくその場所に「価値」を見出す事が出来なければ時間の無駄になるので学校に通う意味を深く考える時間が必要だと思います。

併せて、勇気を持って発言してくれた子を責めるのではなく受け入れてあげてください。

まとめ 我が子が学校に行きたくないと相談してきたら...

今回の記事の内容は「学校」をキーワードに、我が子が学校に行きたくないと相談してきた時の対処法についてまとめて行きました。

もし、現段階で「学校に行きたくない」と子どもから相談を受けた場合には、無理に学校に通わせる事は避けてください。

必ず学校に行きたくない理由があるので普段の子どもの様子などを注意深く見てあげて下さい。

 

私の子も実際にいじめを受けて不登校になった経験がありますが、一目見ただけでも「様子」が違うのがわかります。

子どもの様子がいつもと違うとなった場合には、早急に学校に相談するなり外部機関に相談をして下さいね。

これからどう対応すれば良いのか分からない事が多いと思いますが、そんな時には我が子のいじめを
対応してきた経験が私にはあります。

遠慮無く相談にお越し下さい。

本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

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学校生活の中で起こる「いじめ」は学校も対応できず、対応が遅れ取り返しの付かない事態に発展する事がほとんどです。「書面」という形に残す事で積極的に学校に対応を求め、事実を明るみにする事が可能です。 また、書面で学校に要望する事で「対応を求めた経緯」が事実として残るので、学校の「いじめとは認識していない」という言い訳も防ぐ事ができます。

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